NHK甲府放送局との意見交換会

日 時:令和2年11月7日 土曜日 10時から

会 場:NHK甲府放送局

主 催:NHK甲府放送局/山梨県防災士会

テーマ:災害時における情報伝達/防災士の役割

日本放送協会甲府放送局 局長 安出光伸 様 あいさつ。

当会 会長 松村公二 あいさつ。

「NHKスクープBOX」手順説明

当会 特別顧問 吉岡 吉 講演「防災士の役割」。

当会 相談役 (山梨県議会議員) 臼井 友基 「山梨県の防災の取り組みについて」。

意見交換会

・北杜市では指定された避難所が公民館しかないため自治体への働きかけが必要。

・都留市与縄地区では甲府市大里地区で整備されているLINEによる災害情報伝達を参考に地区住民120名が登録するアカウント「Yアラート」を実施しています。また地域のハザードマップが等高線から見ても不十分であることから、実際の川を歩き水害が起こりうる地域を調査するため12月6日に防災訓練を行うことを実施します。

・甲府市大里地区でのLINEアカウント「地区災害対策情報」内容説明。地区防災訓練で消防団と協力して各世帯1名以上の登録を提案。平時には地域NPO法人や地域建設企業による災害対策団体等との防災に関する役割分担およびネットワークの構築。

・①コロナ禍で避難所が不足している。②活動費用が不足している。③山梨県災害対策室との連携。④都留市与縄地区 防災訓練の取材。
 以上をNHK(マスメディア)協力要請

・社内での防災体制について質問。

・水害の多い大里地区にリニア中央新幹線・山梨県駅が新設される。地区の対策について。

・防災訓練/LINEアカウント「地区災害対策情報」/消防団および地区各種団体と協議の上、対策を検討している。

台風19号 地域における災害対策

甲府市の大里地区では、昨年より携帯電話のアプリ「LINE」を活用した情報配信の為の公式アカウントを作成して、災害時に情報を共有しています。

災害では周囲の状況を確認して判断・行動することが大変に重要です。

令和元年10月12日の夜半に、大型で非常に強い台風19号が山梨県に最接近しました。

大里地区では13時に災害対策本部を設置して、大里地区自治会連合会/甲府市消防団大里分団【災害対策本部】は情報共有ができるよう連携を行いパトロールを実施しました。情報をアカウント登録者に共有しました。

地域における自主防災組織活動を考える意見交換会

令和元年9月26日9時より当法人所在地であり、リニア山梨県駅建設予定でもある甲府市大里地域において、地域内各種団体長が集まり今後の地域防災活動についての意見交換が行われ当会も参加いたしました。まず初めに大里地区防災部会長・吉岡様より大里地域防災における現状及び問題点等が提起されました。

・防災訓練について地震訓練から水災訓練にシフトをしたく、甲府市に陳情しているが未だ変更されない点。
・防災訓練においては、避難訓練を重視すべきであるが、要支援者情報について、各自治会長交代時の引継ぎが行われておらず、各自治会からの協力が得られていない。
・県・市からの防災情報について情報の発信が不十分であり、水災時の避難場所が住民に周知徹底されていなかった。県・市に訴えたが指導がない。

交換会では、上記について話し合いが行われ、各種団体の役割分担について話し合われた。
水災における避難場所が現実的ではなく、実地に伴った訓練になっていない点、その点について、軒下10m以上のRC構造物等の強固な建造物を各自治会が調査し防災部会に情報提供し、避難地マップの作成をおこなうことや、 またDIPを行うことにより住民が避難地を自ら模索するのもよいのではないかという意見や、要支援者マップにおける個人情報流出の危険性等の意見が活発に話し合われた。